起きたい時刻に目を覚ます!自己覚醒法

寝起きが悪い人に朗報です! 自分が起きたいときに目覚められる、簡単な方法があります。しかも、2人に1人が実行可能というデータも! 夢の起床術 「自己覚醒法」 について、詳しくご紹介します。

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起きたい時刻に目を覚ます!自己覚醒法

体内時計を確かめている?


自己覚醒できたときとそうでないときでは、体の中でどのような違いが生じているのでしょうか?


副腎皮質刺激ホルモンは、睡眠の前半には分泌が少なく、目覚めが近くなると血中濃度が高くなるというリズムがあります。このホルモンは、全身の細胞を活性化し、ストレスに耐える役目があり、心身が目覚める準備をしてくれます。


朝早くに強制的に起こされると、副腎皮質刺激ホルモンの血中濃度は、目覚めるまで変化なく、目覚めた直後に急激に上昇します。一方、自己覚醒できたときには、目覚める約1時間前から緩やかに上昇します。これは、目覚めるべき時刻には、目覚める準備が既にできている、ということです。


脳の血流量の変化にも、違いがあります。自己覚醒できた時には、覚醒15分前から覚醒に向けて、右前頭葉領域に緩やかな脳血流量の増加が見られました。しかし、自己覚醒に失敗したときには、覚醒前の脳血流量の変化はありませんでした。


なぜ、自己覚醒ができるのかは、まだ研究中です。睡眠が浅くなったときには、目覚めるべきか眠り続けるべきかの判断をしている、という専門家もいます。この仮説に従えば、自己覚醒しようとしている時は、体内時計の時刻を確認する頻度が多く、正確さが高いのかも知れない。


起きたい時刻に目を覚ます!自己覚醒法